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過去の講座を紹介します

環境情報活動センターでは、毎月2〜3の環境学習講座を開催しています。リサイクル講座・木の実などを使ったクラフト講座・自然観察などのフィールドワーク・夏休み子ども講座・環境教養講座など、多彩な内容でお送りしています。 このコーナーでは、講座のレポートを掲載していきます。 (過去の講座を紹介しますのトップへ戻る

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地球温暖化とシロクマの危機

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2009年05月31日

 2009年5月31日(日)に環境情報活動センターにて環境講座「地球温暖化とシロクマの危機」が行われました。講師は自然写真家の丹葉暁弥さんです。
 お話しはカナダの町チャーチルで生息しているシロクマについて。先生はこの町に訪れるのは去年で10年目になるそうです。今回ご紹介頂くお写真は10年間取り溜めてきたお写真との事でさまざま場面のシロクマを見せて頂きました。
 
 チャーチルの町の面白い話から可愛いシロクマのお話しなど様々な内容となり、シロクマの可愛らしい表情と行動には受講者の皆さんに笑みがこぼれていました。
                                               
 地球温暖化がシロクマに与える影響の話ではごみをあさるシロクマの写真に驚きました。ここの地域では2年ほど前はごみ処理場が無くごみを一箇所に集めビニールでも何でも燃やす事をしていました。そこに飢えているシロクマがにおいに誘われて漁りに来るのです。今現在はごみ処理場ができてそんな事は無くなったそうですが…皆さんはごみの中にいるシロクマの姿を見た事がありますか?
 
テレビや動物園ではこんな姿を見る事はないですよね。そもそもシロクマはアザラシ等を食べるのであってごみを漁るなんて考えた事がありませんでした。少しでもごみ対策をしないのかと、先生はずっと気にしていたそうです。そして温暖化による影響でごみを漁るほど飢えてしまっていたシロクマ達。温暖化という事は私達も無関係ではないという事ですね。
 温暖化によってシロクマ達が飢えているのは何故だと思いますか?温暖化は北極の氷をどんどん溶かしていきます。これにより氷が溶けてしまうとシロクマの主食であるアザラシは子育てが出来ません。年々、氷の張る時期は遅くなり溶けるのは早くなっているのでアザラシの数とアザラシを捕まえに行ける期間は減ります。食べ物が無ければお腹がすく一方ですよね。このため、温暖化はシロクマを苦しめているのです。
  
 以前は子供2頭と母親が歩く姿が普通だったのですが、今は母親と子供一頭で歩く姿を見かける事が多くなったそうです。何故かというとこれも温暖化による飢えのせいでした。食べる事ができないのに2頭も育てるのは難しいですよね。そのため始めから一頭しか生まなくなりつつあるそうです。
                              
 こんなに可愛いシロクマが何十年後にはいなくなってしまうと言われています。私達が少しでもエコを気にする事でシロクマ達が助かるのでしたら、進んでエコ活動をするべきだと改めて思いました。地球温暖化は刻々とシロクマを苦しめています。シロクマがいなくなってからでは遅いのですからもっともっと私達は温暖化について考えていかなければいけませんね。
                           

●講座アンケート感想を一部ご紹介!
・シロクマの写真は、カワイイものが多かった。普段の生活を少しかえるだけでシロクマが少しでも助かるならムダな電力を使わないように気をつけたいです。(10代・女性)
・シロクマの可愛い写真を見て、子どもが大人になった時にもシロクマを見るツアーができる地球を残したいと思います。先生の優しい口調が心に染みました。(40代・女性)
・動物大好き人間の私はとても感動致しました。私たちに出来る事をしてシロクマさんを守って行きたいと思います。(70代・女性)
                               

★現在センターでは丹葉さんのシロクマの写真を展示中です!
ここでご紹介できなかった可愛らしいシロクマの写真を見にぜひお越しください。

カテゴリ:平成21年度

投稿日:2009年05月31日

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